韓国大統領、「科学防疫」強調に…疾病庁「スーパーコンピュータを導入して流行予測」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.27 10:49
来年からはスーパーコンピュータを活用して新型コロナなど感染病の流行を予測するシステムが導入される。韓国政府は民間専門家主導の独立的な感染病危機対応諮問機関を設置して科学的根拠に基づいた様々な意見を受ける計画だ。
疾病管理庁は26日午後、忠北清州市(チュンブク・チョンジュシ)オゾン疾病庁緊急状況センターを訪問した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領にこのような内容の科学防疫政策計画を報告した。
疾病庁はこの席で科学技術情報通信部が主管する多部署協力課題である144億ウォン(約14億5000万円)規模の「AI(人工知能)融合新規感染病対応システム事業」を通じてスーパーコンピュータの導入を推進していると明らかにした。かつて数理模型で流行展望などを予測したが、AI基盤でより精密に予測するということだ。今年下半期に韓国科学技術研究院(KIST)がスーパーコンピュータを購入して最適化した後、疾病庁に来年初めまで移管する計画だ。関連人材も確保する。