韓国の結核患者、昨年2万2904人…依然としてOECD1位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.27 08:50
昨年保健当局の結核疫学調査を通じて確認された新規結核患者が250人近くに達した。彼らの中で3分の2は既存結核患者の家族で一般人より16倍も発病率が高いことが分かった。反面、学校や職場などで患者と接触して結核に感染する事例は新型コロナの影響にさらに減った。
疾病管理庁(疾病庁)が26日まとめた「2021年結核疫学調査統計集」によると、昨年累積結核患者は2万2904人となった。患者の中で学校、職場など集団施設に所属した事例は31%にあたる7161件で、残りの1万5743件は個人患者事例だった。国内結核患者数は2020年(2万5350人)と2019年(3万34人)に比べて大幅に減ったが、依然として経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も多く発生している。