韓国の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）新規感染者数が約４カ月ぶりに１万人以下になった。

中央防疫対策本部は２３日０時基準で新規感染者が９９７５人だと明らかにした。新型コロナ累積感染者は１７９６万７６７２人だ。

新規感染者が１万以下に落ちたのは１月２５日（８５７０人）以降１１８日ぶりだ。

新規感染者数は前日（１万９２９８人）よりも９３２３人少ない。１週間前の１６日（１万３２９０人）に比べると３３１５人減り、２週間前の９日（２万５８７人）に比べると１万６１２人減少した。

これはオミクロン株の流行が３月中旬にピークを迎えて引き続き減少しているところに、休日の検査件数が急減した影響が反映されたためだ。一般に月曜日に発表される新規感染者数は週末検査数の減少により平日で最も少なくなる傾向がある。したがって週の中盤になれば感染者が再び１万人以上になる可能性がある。

この日、新規感染者のうち海外流入事例は１７人、残りの９９５８人は国内で感染した地域発生事例だ。

地域別（海外流入含む）では京畿（キョンギ）２６６６人、ソウル１２１３人、慶北（キョンブク）８４８人、慶南（キョンナム）５５４人、江原（カンウォン）５１５人、大邱（テグ）４８１人、全北（チョンブク）４７９人、忠南（チュンナム）４２２人、全南（チョンナム）４０９人、釜山（プサン）３９５人、仁川（インチョン）３９２人、大田（テジョン）３８６人、光州（クァンジュ）３４２人、忠北（チュンブク）３３０人、済州（チェジュ）２５８人、蔚山（ウルサン）２１０人、世宗（セジョン）１０９人、検疫２人などだ。

入院中の重篤患者は一日で４人減った２２５人と集計された。

死亡者は２２人増えて累積死亡者は２万３９８７人になった。累積致命率は０．１３％だ。

１７日から一週間の一日新規感染者数は３万５１０４人→３万１３４２人→２万８１２４人→２万５１２５人→２万３４６２人→１万９２９８→９９７５人で、１日平均２万４６３２人となっている。