「こんな自撮り一枚を受けようとお金を払ったか」韓国アイドルに怒りをぶつけるファンたち(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.12 11:57
先月13日、ファンプラットホーム「DearU bubble」でボーイズグループNCTのジェヒョンを購読するファンの間では小さい騒ぎが起きた。bubbleは月4500ウォン(約450円)を払えば、アイドルメンバーからプライベートメッセージが届くサービスだ。この日、ジェヒョンは無表情な自撮り写真一枚を送った。3月26日美容室の鏡の前でヘアスタイルを整えながら掲載した写真に続いて19日ぶりだった。この写真をめぐり、ファンたちは「誠意がない」という不満を吐き出した。ガールズグループRed Velvetのジョイも昨年1カ月間メッセージを送らないと、ジョイを購読したファンたちから「ファンたちにbubbleをやる時間がそんなにないのか」という批判を浴びた。
モバイルファンプラットフォームがK-POP産業の新しい成長エンジン、未来の産業として浮上するにつれ副作用も伴われる。同じ購読料を払うのに、アイドルの事情、性格によってメッセージや写真を送る頻度が千差万別だからだ。一部ではただでさえ忙しいアーティストを感情的に搾取するという指摘が出る。無理に疎通するのは一種の「感情労働」というのだ。何であれ「ファン心」を担保にした無理な有料化になりかねないという懸念の声が上がる理由だ。