尹大統領「部屋にいつでも来てほしい」…ホワイトハウスをモデルにした執務室、机には「ホットボタン」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.12 10:44
「私の部屋に隔意なくいつも来てほしい」。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が11日午前、大統領室5階会議室で開いた最初の首席秘書官会議で「自分の執務室にただ座っていれば仕事は正常に進まない」とし、このように述べた。そして尹大統領は「秘書官、行政官、また我々の首席秘書官があちこちの部屋を回りながら、他の分野の業務をする人たちと絶えず意思疎通をし、本当に靴底がすりへるほど動かなければいけない」という話もした。
この日の尹大統領の発言は、参謀が業務の共有および意思疎通を円滑にしてこそ仕事が正常に進むという趣旨で述べた言葉だ。特に尹大統領は「私の執務室に隔意なく来てほしい」とし、参謀と気兼ねなく意思疎通する考えを明らかにした。大統領室の関係者は「すでに業務引き継ぎ委員会の時から秘書官級の人たちも次期大統領の部屋に随時出入りし、担当業務を直接説明してきた」とし「首席秘書官以上だけが大統領と単独面談して報告する方式の業務処理の慣行は尹錫悦政府では見るのが難しいだろう」と話した。