岸田首相、ドイツ首相に直接「ベルリン少女像を撤去してほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.11 13:40
岸田文雄首相がドイツのショルツ首相に対し、ベルリンに設置された「平和の少女像」の撤去を要請したと、産経新聞が11日報じた。日本はその間、さまざまなルートを通して旧日本軍慰安婦被害者を象徴する少女像の撤去をドイツ側に要請してきたが、首相が意思を直接伝えたのは異例だ。
報道によると、岸田首相は先月28日、日本を訪問したショルツ首相との首脳会談で「慰安婦像が引き続き設置されているのは残念だ。日本の立場とは全く違う」とし、撤去のための協力を要請した。日本政府関係者は同紙に「これまでもさまざまなレベルで撤去を働きかけてきたが、首相が伝えれば強いメッセージになる」と撤去に対する期待を表した。