障がいを3つ持つミャンマーの少女が笑った…韓国の医者がもたらした奇跡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.11 11:05
「ご飯を食べると鼻から食物が流れきました。足も曲がり、長靴しか履けません」。国際救護活動をしてきたキム・ヨンミさん(56)は今年初めに受け取ったメッセージを見て心が痛かったと話した。発信者はミャンマー・タヤゴンで子どもたちを教える教師のラシュさん。ラシュさんが送ってきたメッセージには8歳のミャンマー少女の事情が記されていた。メッセージに添付された写真の中の少女はしかめっ面をしていた。口は曲がり、左足の先は曲がっていた。ラシュさんは「学校の行事で偶然に見た子どもだが先天的に障がいを持っている。助けが必要だ」と訴えた。
少女の名前はミヤニンヒちゃん(8)。ミャンマー語で「最高の少女」を意味する。8年前、3つの障害を持って生まれてきた娘に大切な存在という意味で両親が付けた名前だという。口脣口蓋裂(唇または、口蓋が裂ける)症状があるミヤニンヒちゃんはものを食べると食物が鼻から流れた。栄養摂取が難しく、同じ年頃の子どもよりも痩せていた。正確な発音ができないためコミュニケーションが難しかった彼女は兄弟とは違って学校教育も受けることができなかったという。