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憲法で21回、就任演説で35回言及…尹大統領の約束は「国民の自由」だった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.11 09:03
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「憲法を遵守し、国家を保衛し、祖国の平和的統一と国民の自由と福利の増進および民族文化の暢達に努力し…」。

憲法(69条)に明示された大統領就任宣誓の一部だ。この宣誓は国民の自由と福利の増進を大統領の責務と定めている。大統領職遂行の根幹である大韓民国憲法も前文から「自律と調和を基礎として自由民主的な基本秩序をより一層確固にする」と明示している。憲法に21回登場する自由は否認できない核心価値の一つだ。

 
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が就任初日に強調したのは「自由」だった。就任演説の3番目の文章で「自由を愛する世界市民のみなさん」と最初に登場した自由という言葉は、16分間で読み終えた3450字の就任演説で計35回登場した。憲法学者のホ・ヨン慶煕大客員教授は「憲法的価値としての自由民主主義を強調した」と診断した。

その頻度は市民・国民(各15回)、世界(13回)、平和(12回)、民主主義(8回)など別の言葉を圧倒した。尹大統領のある参謀は「自由の再発見」という意味を付与した。「戦争や飢えのような束縛から抜け出す意味の消極的な自由ではなく、繁栄と豊かさ、経済成長の土台となる積極的な意味の自由」という説明だ。

尹大統領は経済成長戦略を自由に探した。尹大統領は「自由な政治的権利、自由な市場が呼吸するところにはいつも繁栄と豊かさが花咲いた」とし「自由と創意を尊重することで科学技術の進歩と革新を成し遂げた多くの国と協力して連帯すべき」と述べた。ある関係者は「万機親覧(王がすべての政を自ら扱うこと)してきた大統領室の機能を減らすという多くの約束も、民間の自由、市場の自由、官界の自由を通じて韓国が再飛躍するという認識の延長線」と説明した。

尹大統領は「自由は決して勝者独占でない」とし「自由市民になるためには一定レベルの経済的基礎、そして公正な教育と文化接近の機会が保障されなければいけない」とも話した。これは就任宣誓にある福利の増進、すなわち福祉の本質にも自由の増進という価値が含まれているという意味であり、尹大統領が最も感銘を受けたという新自由主義経済学者ミルトン・フリードマンの『選択の自由』と無関係でない。フリードマンは生涯、経済的自由が政治的自由のための重要な手段であることを強調した。

内政だけでなく対北朝鮮問題をはじめとする外交・安保政策の土台にも自由を置いた。北朝鮮の非核化という原則の中で対話の窓を開いておくと明らかにした尹大統領は「平和は自由と人権の価値を尊重する国際社会との連帯によって保障される」とし「一時的に戦争を回避する脆弱な平和でなく、自由と繁栄の花を咲かせる持続可能な平和を追求しなければならない」と明らかにした。

政治・経済・安保を貫く核心の言葉として自由を強調したが、協治や統合には一度も言及しなかった。国政を運営するには170議席の巨大野党・共に民主党の協力が必須であるにもかかわらずだ。

むしろ尹大統領は国内外の大きな問題を列挙した後、これは政治が機能していないからだとして「反知性主義」をその原因に挙げた。尹大統領は「行き過ぎた集団的葛藤によって真実が歪曲され、各自が見聞きしたい事実だけを選択したり、多数の力で相手の意見を抑圧する反知性主義が民主主義を危機に陥れ、民主主義に対する信頼を害している」と述べた。「組分け」が横行したため政治が自由を妨げたという趣旨だ。

尹大統領は就任演説の冒頭で「自由民主主義と市場経済体制を基盤にして国民が本当の主人である国で再建する」とも述べたが、これは直ちに反対陣営から「大韓民国が滅びたのか」(宋永吉民主党ソウル市長候補)という批判を受けた。

尹大統領の参謀によると、しかしこれは「意図的な排除」に近い。ある核心参謀は「協治という言葉をあえて使わなくても、政治と民主主義の核心作動原理が交渉であり協力」とし「ところで民主党は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で重責を担った韓悳洙(ハン・ドクス)首相候補者を単に尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の首相という理由で承認を拒否するのではないのか」と反問した。そして「協治や統合という言葉より、政治と民主主義の根本作動原理を回復させるとういのが尹大統領の意志」と話した。

尹大統領が就任演説で自由を強調したとすれば、動線に表れた動きでは国民との意思疎通に傍点を打った。ソウル瑞草区瑞草洞(ソチョドン)の自宅を出る時、国会で就任式をする時、またソウル龍山(ヨンサン)大統領執務室に初出勤をする直前にも市民と会った。「国民が共につくる就任式」というコンセプトだった就任式でも、尹大統領夫妻は国会の正門から壇上の前まで180メートルほど歩きながら市民とあいさつを交わした。

しかし直接スキンシップをしたソウル市民とは別に、国民全体に向けた意思疎通のメッセージが不足したという指摘もあった。韓国政治学会長を務めるソウル市立大のイム・ソンハク教授は「国民の協力を引き出すために国民と積極的に意思疎通をする、そのために大統領室を龍山に移転したというメッセージを含めたとすれば、残念なところもある」とし「従来の大統領室の移転をめぐる批判も払拭し、意思疎通の意志も見せることができたはずだ」と述べた。

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    2022.05.11 09:03
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    10日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)国会で開かれた第20代大統領就任式で就任宣誓をする尹錫悦(ユン・ソクヨル)新大統領。 キム・ソンリョル記者
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