「THAAD3不、約束ではなく立場」…文政権の盾が尹政権の矛になった(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.08 12:55
こうした乖離にもかかわらず、文政権は一様にTHAAD3不は「立場」だと主張した。事実それしか方法がなかった。そうでなく約束をしたのなら安保主権事案に対し中国の許諾を受けるという意味になりかねないためだ。
そしてアイロニーにもこれはもう尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権がTHAAD追加配備を含む、THAADと関連して動ける空間を確保する主要な根拠になった。立場というのは政府の判断領域で、状況変化によりいくらでも変更が可能なためだ。国同士の合意ではないので相手方が約束を破ったとして問題にする名分もない。