尹氏の外交戦略「現実論」へ…THAAD追加配置「慎重」、強制徴用は「判決尊重」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.04 07:27
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足が1週間先に迫り、候補時期に言及していた外交・安保政策観に対して表現の程度を調整するなど「大統領モード」の転換を図っている。北朝鮮に対する先制打撃や高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の追加配置など、主要外交事案に対する攻撃的で鮮明な立場も水面下に沈んだ。文在寅(ムン・ジェイン)政府との差別化を強調するよりは安定的国政遂行のための「現実論」が反映された結果とみられる。
2日、朴振(パク・ジン)外交部長官候補に対する聴聞会ではこのような雰囲気がそのまま表れた。特に今年1月、尹氏がフェイスブックの掲示文を通じて公約したTHAAD砲台追加配備に対して朴候補は言葉を控えた。