「ウクライナ戦争の原因は米国だ」…米碩学の破格的な主張(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.02 08:25
主流の視点では、ウクライナ国民がNATO加盟を望み、すべての国は独自の外交政策を決定できるという反論を提起する。また、すべての国が国境を挟む近隣諸国の性向を選択できないが、ロシアは隣接するウクライナが西欧化するのを武力で防ぐのは説得力がないと主張する。これに対しミアシャイマー教授は「西欧がどう考えるかは重要でない。ロシアがそう考えるというのが核心だ」と反論した。
ミアシャイマー教授は1962年のソ連のキューバミサイル基地建設で米ソが対立した軍事危機に触れながら、当時の米国が現在のロシアのような存在論的脅威を感じたと主張した。また中国が米国の隣国のメキシコやカナダと提携して中国軍を駐留させようとすれば米国は黙っているだろうかと反問する。