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【コラム】文大統領が退任前にやるべきこと

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.26 16:24
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は朴槿恵(パク・クネ)政権の途中下車で大統領をただで拾ったようなものだ。ろうそく集会の勢いに乗って80%を超える圧倒的な支持でスタートした。その気があれば報復の悪循環を断つこともできた。尊敬される指導者として歴史に残る絶好の機会だった。弾劾で傷ついた国民はネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領のような和解のリーダーシップを期待した。

マンデラは600年間にわたり黒人を弾圧した白人政権を許した。自身に終身刑を求刑した検事を大統領官邸に招いて接待した。マンデラは27年間も獄中生活を送り、ひどい拷問を受けた。マンデラは「人々が憎悪を習うなら愛も習うことができる」と言った。そのおかげで南アフリカは新生独立国や民主化国家で見られる流血を避けることができた。マンデラは全人類の偉大な指導者として記憶されている。

 
文大統領はマンデラの道を選ばなかった。就任演説では「真の国民統合の始まり」と言った。インクも乾く前に積弊清算という名の政治報復に執着した。剣を握ると恐れるものはなかった。国民全員の指導者でなく「陣営のボス」のようだった。すべてのことが理念化、政治化された。経済・社会・外交政策までが政治スローガンに変質した。

所得主導成長、不動産、脱原発、正規職化、韓半島平和プロセス、韓日関係、司法改革など主要政策が次々と失敗した。問題が生じても中道に修正しなかった。過ちを認めなかった。最低賃金引き上げで自営業者が苦痛を受け、雇用が減ると「所得主導成長をさらに強化する」と答えた。「常に自主をする」として「一人飯」で鍛えた自分だけの世界、特有の我執を固守した。「反対の意見が出ればさらに強行するのが文大統領のスタイル」といった親文派の言葉通りだった。

政策の失敗もそうだが、文大統領が最も大きな過ちは組分けだった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の遺産だが、さらに深刻になった。柳時敏(ユ・シミン)、キム・オジュンらが低俗な言葉と詭弁で葛藤を深めた。元老進歩学者の韓相震(ハン・サンジン)ソウル大名誉教授が「組分けして支持勢力を動員するのが現政権の基本戦略」と心配するほどだった。2019年のチョ・グク元法務長官事態は国を光化門(クァンファムン)と瑞草洞(ソチョドン)に真っ二つに分裂させた。国民の心の中に相手に対する憎悪を植え付けた。文大統領は争いをやめなかった。「国論分裂とは考えない」と言った。数カ月後「チョ・グク元長官に心の借りを作った」と話した。チョ・グクに怒った半分の国民は眼中にないような発言だった。

コロナ事態も組分けに利用した。全国民主労働組合総連盟(民主労総)の集会には厳格な防疫守則を適用しなかった。ストライキ中の医師を攻撃しようと医師と看護師を分けた。彼は「医療スタッフが倒れているという気の毒な話が聞こえる。医療スタッフの大半が看護師という事実を国民はよく知っている」とフェイスブックに書いた。信じがたいほど露骨な組分けだった。看護師さえも「コメントを読んで困惑する」という反応だった。

不動産の失政の責任を押しつけるために富裕層を憎悪の対象にした。賃借人と家主を善悪のフレームで分けた。韓日貿易紛争当時は土着倭寇のようなフレームを動員して外交の失敗を伏せた。暴力デモを主導したハン・サンギュン元民主労総委員長をはじめ、同じ陣営の人たちを多数赦免した。半面、李明博(イ・ミョンバク)元大統領、朴槿恵(パク・クネ)前大統領と財界人には厳格な基準を突きつけた。今年の三一節(独立運動記念日)の演説で文大統領は「最初の民主主政府だった金大中(キム・デジュン)政府」と言って論議を呼んだ。1987年の民主化以降、直選制で選出された盧泰愚(ノ・テウ)・金泳三(キム・ヨンサム)政権は民主政府でないと一線を画したのだ。大統領選挙を控えての組分けだった。

組分けには責任転嫁とネロナムブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫というダブルスタンダード)を動員した。文大統領は2017年の大統領選挙直前に出した『大韓民国が問う』で、朴槿恵大統領の服についてこのように指摘した。「朴大統領のバッグ、多くの服、このようなものに使うお金がすべて国家予算から出ていく。大統領にあまりにも多くの特殊活動費が与えられているが、大統領が好きに使えというお金ではない」。ネロナムブルではないのか。

文在寅政権が残り2週間となった。終盤まで40%支持率を維持した。組分けで自分たちの勢力を結集したからだった。国民は政治的内戦の真ん中に立たされている。3月の大統領選挙直後、文大統領は尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領に「葛藤を解消して統合しなければいけない」と話した。執権中に常に分裂を助長してきた彼が言う言葉ではないようだ。強靭なメンタルを持っているのか、何を間違ったのか分からないのか。

文大統領は退任を控えて本も出し、メディアにも接触しながら、熱心に成果を知らせている。支持率に鼓舞され、自画自賛や自己合理化に没頭して退けば不幸になる。25日の最後の記者懇談会でも組分けに対する謝罪や遺憾の表示はなかった。退任後に「現実政治に関与せず平凡に暮らしたい」と言ったが、それだけでは足りない。退任前に国が分裂したことを素直に誤り、国民の心中の凝りをなくすことを望む。これが統合にプラスになり、本人にも薬になるだろう。大統合赦免も検討するに値する。

梁山(ヤンサン)の私邸に下のような言葉を書いておけばよいだろう。「お互い愛し合って暮らそう」(金寿煥枢機卿).

「私たちを分けた亀裂に橋がかけられる時だ」(マンデラ元大統領)。

コ・ヒョンゴン/論説主幹/新聞制作総括

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    文在寅大統領が14日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)与民官執務室でJTBCソン・ソクヒ前アンカーと対談している。[写真 青瓦台]
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