【コラム】通商の戦場になったインド太平洋…韓国、新通商秩序の確立に乗り出さねば(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.26 12:02
一方、英国と中国に続き台湾もTPP加入申請を契機に太平洋での通商戦争に出場する意向を示した。台湾は2002年1月に正式にWTO加盟国の地位を確保したが、中国の威勢に押されFTA競争から落伍した。いまでは米中対決構図の中で台湾は中国に吸収された香港に代わるアジアの重要な民主主義の橋頭堡に浮上した。半導体供給網の重要性まで加わり台湾は米国が主導する技術通商同盟の柱の役割を自認する。国民投票で米国産豚肉輸入を再開したのに続き、福島産水産物輸入まで許容した台湾は、現在TPP加入に国力を総動員している。この問題は民主主義同盟と親中陣営間の衝突がますます激しくなる中で太平洋通商戦争の信管になる可能性が大きい。
◇米国主導のインド太平洋経済協力体に積極的に取り組まねば