韓日政策協議団、日本の経産相と会い輸出規制など議論
ⓒ 中央日報日本語版2022.04.26 10:42
尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した政策協議団が25日に萩生田光一経済産業相と会い、日本政府の輸出規制措置解除などを話し合った。
鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長率いる代表団は訪日2日目のこの日、東京の経済産業省で萩生田経産相と40分間にわたり会談した。
鄭副議長は会談と関連し「輸出規制問題など懸案があるが新たなスタートラインから両国間の互恵的な未来を新たに切り開く問題を賢明に解決するよう努力しようと話した」と明らかにした。鄭副議長は「萩生田経産相もモメンタムが重要だということで認識を共にし、実務ラインを通じて建設的な議論を継続していくことにした」と説明した。
日本政府は2019年7月に半導体素材などに対する輸出規制措置を発動した。韓国政府はこれに対し世界貿易機関(WTO)への提訴で対応した。
経済産業省の出雲晃韓国室長はこの日の会談後の記者会見で輸出規制措置問題に関して双方が従来の立場に基づいて意見を交換したと明らかにした。その上で、韓国のWTO提訴により双方の対話は止まった状態だとし、WTOに提訴されたまま政策対話を継続することはできないというのが日本の基本の立場であるため、韓国がWTOへの提訴を取り下げれば政策対話に戻るだろうと話した。