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【コラム】満たされる記憶と敬意の南北親書は遺憾(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.25 11:34
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文大統領は対中国外交でも「低姿勢」という批判を聞いた。「一人飯」はともかく、中国訪問に随行した記者らが公安から暴行を受けても抗議しなかった。大統領の支持者はむしろ被害記者らを書き込みで攻撃した。国民は屈辱を感じ、国格は大きく落ちた。

ロシアのウクライナ侵攻で韓半島(朝鮮半島)の戦略的安保地形は変わっている。権威主義国家対民主陣営の対決構図が強まりながら北朝鮮・中国・ロシアはさらに結束し、このため北朝鮮の核ミサイル開発を阻止するのはさらに難しくなるとみられる。最近開かれた崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院-米戦略国際問題研究所(CSIS)セミナーでは「中国が北朝鮮の追加の核実験をレッドラインに設定するかも疑問」(ウッドロー・ウィルソンセンターのスミ・テリー局長)、「金正恩がウクライナから得た最も悪い教訓は、プーチンが核先制攻撃の脅迫で米国、NATO(北大西洋条約機構)の軍事介入阻止に成功したこと」(ロバート・アインホーン元米国務省不拡散軍縮特別顧問)などの主張があった。

 
ハーバード大のジョセフ・ナイ名誉教授は「国際政治ではどの国の軍隊が勝利するかよりも、どの国のストーリーが勝利するかがさらに重要だ」とし、東風(中国など権威主義陣営)が西風(自由民主陣営)を圧倒するという神話はウクライナ情勢で説得力が落ちていると指摘した。世界GDPの50%を占める民主陣営はGDPの20%(中国+ロシア)の権威主義の軸に対抗して持ちこたえる余力があるとしながらだ。

戦争の傷を踏んで世界経済10位圏の民主国家で成功した韓国は、普遍の価値を誰よりも堂々と語って共存と国益を図ることができる国だ。特に北朝鮮との本質的な平和共存は、北朝鮮非核化、人権などを絶えず提起して問題が改善される時に可能だ。これまで北朝鮮に対して当然やるべきことをしていれば、尊敬と友愛があふれる、公開を念頭に置いて作成したような退任親書がこれほどぎこちなくはなかっただろう。

キム・スジョン/論説委員

【コラム】満たされる記憶と敬意の南北親書は遺憾(1)

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