「ポストコロナ時代、BTSコンサート1回で1兆ウォン台の経済効果」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.21 08:04
社会的距離の確保が解除された「ポストコロナ」時代、韓国国内でBTSがコンサートを一度開けば1兆ウォン(約1035億円)以上の経済効果が発生するという分析結果が出た。文化体育観光部傘下韓国文化観光研究院は20日、「BTSコンサートの経済的効果分析」資料を通じて「コロナ禍以前の水準に観客を満たして公演する場合、BTSコンサート1回当たり少なくとも6197億ウォン、最大1兆2207億ウォンの経済的効果をあげるだろう」と明らかにした。
今回の分析は先月13日BTSが1回当たり1万5000人の観客が一杯になった中で公演を行ったソウル蚕室(チャムシル)主競技場で定員6万5000人を満たして3日間開く場合を仮定した。研究チームは「新型コロナが終息するポストコロナ時代を仮定した時、年間コンサート開催回数の増加を予想することができる」として「新型コロナのパンデミック以前である2019年、BTSがツアーコンサートを31日間10カ国で進めた点を反映した」と説明した。分析によると、海外観覧客の割合が増えるほど消費創出の効果はより大きくなる。6万5000人の中で海外観覧客が20%の場合、公演1回当たり6167億ウォンの経済効果が発生する。海外観覧客が50%である場合、経済効果が1回当たり1兆2207億ウォンだ。報告書は「HYBE(ハイブ)によると、BTSの2021年11月米国ロサンゼルスコンサートは海外や(米国内)他の地域の観客が72%だった」として「わが国は隣国に日本・中国などがあり、シナリオ上海外観客20~50%の数値を達成できると予想される」と説明した。