韓国の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）拡散の勢いが衰え、１８日新規感染者数が４万人台まで落ちた。週末・休日の検査件数減少の影響が反映されているが、２月９日（４万９５４６人）以降６８日ぶりに新規感染者数が５万人未満を記録した。

韓国中央防疫対策本部によると、この日０時を基準として新規感染者は４万７７４３人増えて累積１６３５万３４９５人となった。感染経路別に見ると、地域発生４万７７２９人・海外流入１４人で、このうち半数に迫る２万３７５８人（４９．８％）が首都圏感染者だ。この日新規感染者数は前日の９万３００１人に比べて４万５２５８人、１週間前の先週月曜日（１１日・９万９１７人）に比べて４万３１７４人減った。

新規感染者の発生が減り、重篤患者数も引き続き減少している。この日、重篤患者は８５０人で、前日（８９３人）に比べて４３人減少し、２日連続で８００人台を記録した。全国の重症患者用の病床稼動率はこの日０時基準で４８．５％（２８２５床中１３７１床使用）と集計されたが、前日（４６．９％）に比べて１．６％ポイント増えた。重症から状態が好転するか重症に悪化する可能性が高い患者を治療する準重症患者用の病床稼動率は５０．３％となっている。

入院治療せず自宅に留まっている在宅治療者数は７４万２３６７人で、前日（８３万４０５８人）よりも９万１６９１人減った。在宅治療管理医療機関の健康モニタリングを受ける集中管理群は６万５９５４人で、残りは自宅で健康を自己管理する一般管理群だ。

前日新型コロナで死亡した患者は１３２人で直前（２０３人）に比べて７１人減った。累積死亡者は２万１２２４人で新型コロナの累積致命率は０．１３％だ。