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【社説】尹錫悦氏・朴槿恵氏会合、前・現職が疎通するきっかけになるように

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.13 11:14
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現職大統領と前職大統領間の会合は一時日常的な風景だった。金大中(キム・デジュン)元大統領は崔圭夏(チェ・ギュハ)、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領夫妻とともに晩餐会を開いたりもした。金大中元大統領は「私は国民に統合のメッセージを伝えたかった。彼らと国政経験を語りながら国難克服の知恵を得ようとした」(『金大中自伝』)と書いた。全元大統領は「金大中時代が良かった。一番幸せだった」と話したこともある。

これが断絶したのが文在寅(ムン・ジェイン)大統領の時だ。朴槿恵(パク・クネ)前大統領は収監中だったとはいえ、李明博(イ・ミョンバク)元大統領とは機会がなかったわけではない。だが、文大統領は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)誘致の主役である李元大統領を五輪開幕式に招いたが一般出入口に立場させて「冷遇」の論議を呼んだ。

 
韓国次期大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が昨日、大邱(テグ)で朴槿恵前大統領と50分間会合したのはある意味では「日常への復帰」の過程といえる。尹氏が会合直後、記者会見で「どうしても過ぎ去った過去があるのではないか」とし「朴前大統領に人間的に遺憾な感情と心の中から持っている申し訳ない気持ち、このようなことを申し上げた」と言ったが、人間的な「情理」で言えることだったとみられる。尹氏が検事時代だった2016年「崔順実(チェ・スンシル)特検」捜査チーム長として国政壟断事件を捜査し、朴前大統領の重刑を率いた悪縁を考えてのことだ。

尹氏が「当選してから心配が多くなってよく眠れなかった」と言うと、朴前大統領が「大統領の席が重くて大きい。本当に使命感が恐ろしい。当選者時代から激務だから健康に気をつけてほしい」と助言した。金大中元大統領が言った前職大統領の国政経験と知恵がこのようなことだろう。

尹氏が「朴前大統領が在任中に展開した良い政策や業績を継承し、広く広報して名誉を回復することができるように取り組む」と言うと、朴前大統領が「感謝する」と答えたのも印象的だ。過去の政権との無条件的な断絶は分裂を生み出すだけでなく過去から学べる機会を奪うためだ。

大韓民国の大統領は尹氏を合わせて13人だけだ。彼らだけが分かって悩む境地があるということから、現職大統領が前職大統領を冷遇すれば最も重要な助言者を失うわけだ。ウォーターゲート事件の汚名の中で大統領職から退いたリチャード・ニクソン元大統領がレーガン氏からクリントン氏まで現職大統領に実用的な助言を行う「賢人」として位置づけられた事例もあるのではないか。

そのためには、現職大統領が前職大統領を尊重すべきだ。自身も5年後には前職大統領になるということを忘れてはならない。同時に、前職大統領もこれ以上主役でないことを受け入れるべきだ。党派的な指導者でない、中立的な国家の元老になるべきだ。今回の会合がその出発になることを期待する。

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