韓国中央事故収拾本部「集団免疫に到達」 疾病庁「再流行に備えるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.13 10:23
今後の韓国の新型コロナ流行をめぐり、福祉部中央事故収拾本部と疾病管理庁中央防疫対策本部が同日異なる見解を示した。中央事故収拾本部は今回のオミクロン株の流行が収まれば今後大きな拡大なしに安定した局面が続くだろうと予想した。接種と感染において人口の相当水準が免疫を持つようになったと評価した。しかし、中央防疫対策本部は時間にともなう免疫力弱化などを根拠に「再流行がないという仮定は危険だ」と警戒した。
12日、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は番組に出演して現在の流行状況に対する質問に「はっきりと減少局面に向かっている」と話した。ソン班長は18歳以上の3回目の接種率が高いうえに、最近自然免疫を取得した人口まで考えると相当な水準の集団免疫に到達したと見てもかまわないのかと尋ねると「そうだ」と答え、「今回の流行が安定化すれば、再び大きな流行に広がる危険性は非常に低くなると予想する」とした。