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5カ月分の降水量が一日に…南アフリカ共和国で大雨により少なくとも45人死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.13 07:32
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南アフリカ共和国クワズール・ナタール州で大雨による洪水で45人が死亡したと現地メディアなどが12日(現地時間)、報じた。

数日間雨が降った中で前日にはクワズール・ナタール北部に206.4ミリが降り5カ月分の降水量が一日に降ったわけだ。

 
この日、オンラインメディア「ニュース24」によると、首都プレトリアから東南部に位置したクワズール・ナタールの南部では増えた川の水で橋が流されて道路が切れ、人々が増した水に巻きこまれて流された。

空港近隣の駐車場のようなところでは自動車数百台が水に浸り、コンテナが流される姿が目撃された。

現地メディア「eNCA」は撮影ヘリコプターを通じて洪水によってコンテナが転がり物流倉庫が壊れた様子などを見せながら、「残念なことにも昨年7月暴動当時略奪事態を想起させる場面が(自然災害によって)再演されている」と伝えた。

メディアは「今後復活節週末まで雨がさらに降るものとみられ、被害が大きくなる状況で国家災難地域宣言が求められるものとみられる」と説明した。

また、南アフリカ共和国第1物流港であるダーバン港は港につながる道路が破損して船積み作業を中断すると明らかにした。南アフリカ共和国経済中心のヨハネスブルグとダーバンをつなげるN3高速道路南部は浮遊物やがれきが道路を覆って遮断され、ダーバンと東海岸をつなげるN2高速道路は一部区間が流失した。

今回の洪水で学校500校が休校に入り、他の学校97校は破損したことが分かった。特に、一部の教職員は前日から校内に孤立している。

一方、南アフリカ共和国は今年ラニーニャ(東太平洋の赤道地域で低水温現象が5カ月以上起きる異常現象)によって平年より雨がさらに多く降っていると予想される。すでに1月多くの地域で101年ぶりに最大の降水量を記録したとブルームバーグ通信が伝えた。

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