韓国の日本専門家「日銀総裁は円安論者、来年の交代まで低金利維持するはず」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.04.09 10:57
2012年に就任した安倍晋三首相は当時、「失われた20年」の長期経済不況から抜け出そうとして、あらゆる政策手段を動員した。こうした「アベノミクス」の代表的な景気浮揚策の一つが「円安」だった。意図的な円安で輸出競争力を回復するという腹案だった。
しかし2020年8月に安倍内閣が退陣してから1年半ほど経過した今、専門家の評価は良くない。日本専門家のイ・ジピョン韓国外大特任教授(融合日本地域学部)は中央SUNDAYのインタビューで「結果的に日本の輸出能力は向上しなかったし、貿易赤字が深刻化した」とし「これは円安を長期化する悪循環につながった」と分析した。