【コラム】日本はどのように強大国になったのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 15:43
1543年にポルトガル人が伝えた銃器が日本では「鉄砲」という名前で広まった。日本人はすぐにこれを模倣して作り始め、すぐに同じ時期の欧州より優れた製品を作って使用し、日本の戦争様相を変えた。1592年に朝鮮に出兵した16万人の兵力のうち約4万人が鉄砲で武装したという。
銃器を短期間で独自に発展させたのも驚きだが、さらに驚く事実は数十年後に日本で銃器の使用が実質的に消えてしまうことだ。徳川幕府の成立(1603)以降、大きな戦争がなくなり、銃器の使用が消えていった。