K-POPから進化した日本アイドル「家族の皆がBTSのファン、私の夢を支えてくれた」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 15:00
K-POP産業の最新戦略は「現地化アイドル」だ。韓国企画事務所が制作する一方で、メンバーと中心的な活動地域を韓国の外に置く形だ。JYPエンターテインメントとソニーミュージックが合作した9人組ガールズグループNiziU(ニジュー)、CJ ENMが吉本興業と手を握って制作した11人組ボーイズグループJO1、INIなどが代表的だ。全員日本人メンバーで構成されて日本で活動するが、企画や制作、トレーニング、流通に全部K-POPの財源とバリュー・チェーンが動員される。韓国人メンバーを主軸にして多国籍メンバーを加える第3世代アイドルのモデルから一段階進化したという意味で彼らを「第4世代アイドル」に分類したりもする。
このように韓日合作の形でデビューして活動しているアイドルはどのようなアイデンティティを持っているだろうか。中央日報がJO1のメインラッパー兼リードダンサー、鶴房汐恩(22)とINIのメインラッパー兼リードダンサー田島将吾(24)をZOOMでインタビューした。Mnetのオーディション番組『プロデューサー101』の日本版シーズン1を通じて2020年3月にデビューしたJO1は、発売シングル5枚が全部オリコンとビルボードジャパンの1位にのぼり、すべてのアルバムの第1週目の販売が20万枚以上となった。発売アルバムは昨年計120万枚が売れた。日本で人気のバロメーターとされる有料ファンクラブの会員も15万人に達する。やはり『プロデューサー101』シーズン2を経て昨年11月3日デビューしたINIは1枚目のシングルが50万枚以上売れる記録をたて「実力派新鋭」という評価を得ている。