チョン・ボラ氏の『呪いのウサギ』ブッカー賞最終候補に…「ジャンル超越した短編集」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 11:05
韓国人SF作家チョン・ボラ氏の小説集『呪いのウサギ(Cursed Bunny)』が英国最高権威の文学賞であるブッカー賞国際部門の最終候補に入った。韓国人作家がブッカー賞最終候補に入ったのは『菜食主義者』を書いた小説家韓江(ハン・ガン)氏に続きチョン氏が2人目だ。
7日(現地時間)、ブッカー賞財団は公式SNSを通じてチョン氏の『呪いのウサギ』を含む6作品が2022ブッカー賞国際部門最終候補(ショートリスト・Shortlist)に入ったと発表した。ブッカー賞はノーベル文学賞、フランスのゴンクール賞と共に「世界3大文学賞」に挙げられる賞で、インターナショナル部門は英国で英訳出版された非英語圏の作品を対象にしている。