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チョン・ボラ氏の『呪いのウサギ』ブッカー賞最終候補に…「ジャンル超越した短編集」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 11:05
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韓国人SF作家チョン・ボラ氏の小説集『呪いのウサギ(Cursed Bunny)』が英国最高権威の文学賞であるブッカー賞国際部門の最終候補に入った。韓国人作家がブッカー賞最終候補に入ったのは『菜食主義者』を書いた小説家韓江(ハン・ガン)氏に続きチョン氏が2人目だ。

7日(現地時間)、ブッカー賞財団は公式SNSを通じてチョン氏の『呪いのウサギ』を含む6作品が2022ブッカー賞国際部門最終候補(ショートリスト・Shortlist)に入ったと発表した。ブッカー賞はノーベル文学賞、フランスのゴンクール賞と共に「世界3大文学賞」に挙げられる賞で、インターナショナル部門は英国で英訳出版された非英語圏の作品を対象にしている。

 
2016年には韓氏が長編『菜食主義者』で韓国人作家としては初めてブッカー賞国際賞を受賞したほか、2018年には韓氏の長編『白い』が再び最終候補に入ったことがある。2019年はファン・ソギョン氏の長編『たそがれ』が、今年はチョン・ボラさんの作品と共にパク・サンヨンの小説集『大都会の愛し方』が1次候補に入ったが、最終候補に入ることはできなかった。

2017年発表された『呪いのウサギ』はSF・ホラー短編小説10本をまとめた小説集で、主に呪いと復しゅうに関する物語を収めている。ブッカー賞財団は候補作を紹介する公式ホームページで、チョン氏の作品に対して「魔術的写実主義、ホラー、SFの境界を曖昧にさせる、ジャンルを超越した短編集」と紹介した。また、チョン氏については「現代社会の家父長制と資本主義の非常に現実的な恐怖と残忍さを扱うために幻想的かつ超現実的要素を駆使する韓国人作家」と明らかにした。

延世(ヨンセ)大学人文学部を卒業したチョン氏は米国イェール大学でロシア、東欧地域学修士、インディアナ大学でスラブ文学の博士号を取得した。大学で講義を行う傍ら小説を書き、ロシアをはじめとするスラブ語圏のSF・ファンタジー文学を翻訳している。

チョン氏の小説集の英訳はスウェーデンで生まれた韓国人翻訳家アントン・ホー(Anton Hur、ホ・ジョンボム)氏が手掛けた。ホー氏はチョン氏とともにブッカー賞インターナショナル部門の候補に入った。ブッカー賞のホームページはホー氏について「スウェーデンで生まれて香港・エチオピア・タイで育ったが、韓国で人生のほとんどである30年間を過ごした」とし「ホー氏の翻訳はチョン氏の文章がホラーからこじれたユーモアにスライドしていく手法をうまく捕らえている」と紹介した。申京淑(シン・ギョンスク)の長編『リジン』がホー氏の翻訳によって米国で出版されたこともある。

『菜食主義者』の翻訳家テボラ・スミス氏は英国人、『たそがれ』の翻訳家ソラ・キム=ラッセル氏は韓国系米国人だったため、韓国国籍を持つ翻訳家がブッカー賞候補に入ったのは今回が初めてだ。

今年ブッカー賞の最終受賞作は来月26日に発表される。5万ポンド(約808万円)の賞金は翻訳の重要性を考慮して作家と翻訳家に半分ずつ共同で授与される。最終候補に入った6作品にもそれぞれ2500ポンドが授与される。

2018年ノーベル文学賞受賞者であるポーランドのオルガ・トカルチュク氏の『ヤクプの書物(The Books of Jacob)』、ノーベル賞候補にたびたび名前があがるノルウェーのヨン・フォッセ氏の『A New Name』、日本人作家川上未映子氏の『ヘヴン(HEAVEN)』、アルゼンチン人作家Claudia Pineiro氏の『Elena Knows』、インド人作家Geetanjali Shree氏の『TOMB OF SAND』が最終候補に残った。

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    チョン・ボラ氏の『呪いのウサギ』ブッカー賞最終候補に…「ジャンル超越した短編集」

    2022.04.08 11:05
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    ブッカー賞財団は7日(現地時間)、韓国人作家チョン・ボラ氏の『呪いのウサギ(Cursed Bunny)』をブッカー賞国際部門の最終候補の一つとして発表し、作品に対して「魔術的写実主義、ホラー、SFの境界を曖昧にさせる、ジャンルを超越した短編集」と紹介した。[写真 ブッカー賞 ホームページ キャプチャー]
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