フクヤマ教授「プーチンの侵攻の背景には排他的民族主義勢力の拡張がある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.06 10:10
「われわれの前には2つの未来が置かれている。プーチンの野心を防いで自由民主主義の理想を生き返らせるか、あるいは偏狭な民族主義で武装してお互いを攻撃した20世紀初めに戻ることだ」。
米スタンフォード大学のフランシス・フクヤマ教授が今月初めに米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」への寄稿を通じて伝えた国際社会の現住所だ。彼は今回のロシアのウクライナ侵攻がこの十数年の自由主義衰退から始まったものであり、これを防ぐためには民族・人種・宗教など排他的要素でない自由主義を通じてひとつになった国のアイデンティティが必要だと主張した。