沈黙破ったプーチン大統領「ウクライナがクリミア奪還を試みる場合、NATOとの戦争不可避」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.02 11:14
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が1日(現地時間)、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加入し、ロシアに併合されたクリミア半島を武力で奪還しようとする場合、NATOとの戦争は不可避だと警告した。1カ月以上続いてきた西側諸国の警告や軍事動向にも沈黙してきたプーチン大統領が公開席上で戦争の可能性に言及して緊張感が高まっている。
この日、ロシア・タス通信などによると、プーチン大統領はこの日、モスクワを訪問したハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相との会談後、記者会見で「先月26日に米国とNATOから受けた書面の回答を綿密に分析している。米国とNATOは安全保障に関連したロシアの根本的な要求を無視した」と明らかにした。