【グローバルアイ】中国が非難されない日
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.05 14:26
先日、知人から中国の3つの悩みについての話を聞いた。すべて「ひどい目に遭う」という意味を持つ中国語受動動詞「挨」がついた。「挨打(叩かれる)」「挨餓(食い逸れる)」「挨罵(非難される)」問題だ。幸いなことに「挨打」「挨餓」問題は解決したが「挨罵」問題がなかなか解決しないといってその解決法を求められた。
よく調べてみると習近平国家主席の悩みだった。2015年12月、中央党校で開かれた全国党校業務会議で習主席はこのように吐露した。「落ちぶれれば叩かれ、貧しければ食い逸れ、話せなければ(失語)非難を受ける。我が党(中国共産党)は人民を導いて『叩かれる』『食い逸れる』『非難される』、この3大問題を解決しなければならなかった。数世代の粘り強い奮闘のおかげで先の2つの問題は基本的に解決した。ただ『非難される』問題はまだ根本的に解決できていない。国際発言権を勝ち取り、この重大な問題を必ず解決しなければならない」