「インド訪問」バトンタッチした王毅・ラブロフ…「中露関係は強固だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.31 15:51
ロシアのウクライナ侵攻後、中国とロシアの外交トップが初めて対面会談を行った。30日、中国の王毅外交部長は中国の名山黄山に近い屯渓でロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会った後、「両国が中露関係を発展させようとする願いはより確かなものになった」と強調した。特にこの日の会談前後に王部長とラブロフ長官が同じブリックス(BRICS、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ共和国の新興経済5カ国)加盟国であるインドを代わる代わる訪問し、中印露の三国共助について注目が集まっている。
24~26日にインドを実務訪問して帰ってきた王部長は28日、官営メディアとの記者会見に臨み、「中国とインドは競争者ではないパートナー」とし「中国とインドが重大な国際および地域問題に対して互いに近いか似たような立場を共有している」と話した。ウクライナを侵攻したロシアに対する国際制裁に参加しなかった中国とインドがある種の共感を形成したことを示唆した発言だ。また王部長は、インドのアジット・ドバル国家安全保障補佐官が「まるで山と石が小川の流れを防ぐことができないように中印両国の一連の葛藤も両国の関係発展の流れを変えることはできない」と話したと紹介した。