【リセットコリア】資源外交「失われた5年」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.28 16:00
海外資源開発を積弊と宣言した文在寅(ムン・ジェイン)政権の前まで、海外資源開発は保守・進歩政権を問わずうまく進められた。政権によって政策の順位に差はあったものの、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)政権と続きながら海外資源開発は常に政策の中心にあった。金大中政権は10年間の方向を設定する「海外資源開発基本計画」を最初に出した。続いて盧武鉉政権も資源外交を通じて資源の開発に積極的に取り組んだ。代表的な例がアフリカのマダガスカルのアンバトビーニッケル・コバルト鉱山開発事業だ。アンバトビー鉱山は1億4620万トンのニッケルが埋蔵された世界3大ニッケル鉱山であり、年間最大4万8000トンが生産される。
李明博大統領は過去の政権の海外資源開発を政府の政策の優先順位に置き、積極的に資源外交をした。2009年にはアラブ首長国連邦(UAE)原発輸出を陣頭指揮した。また、韓国鉱物資源公社(現韓国鉱害鉱業公団)がパナマ銅鉱山の確保に苦労しているという報告を受けると、パナマを訪問して首脳会談を行い、鉱物資源公社が希望する銅プロジェクトを実現させた。鉱物資源公社が投資したコブレパナマ銅鉱山は埋蔵量が31億8300万トンにのぼり、年間35万トンが生産されている。