韓国新旧権力がチキンゲーム…懸案が後回しに(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.23 11:15
過激な言葉が動員された与野党の攻防は感情的な争いになっている。共に民主党の趙正シク(チョ・ジョンシク)議員は龍山移転計画「賛成」33.1%・「反対」58.1%となったこの日の世論調査結果に言及しながら「刀を振り回しても絶対に退かない」と述べた。民主党では「国民不安大惨事」(安圭佰議員)、「このように移転することになれば『何かに取りつかれたのでは』と国民は思うはず」(ソル・フン議員)という声も出てきた。
国民の力の金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表は「文政権が今になって安保を前に出すのは本当にナンセンス」と正面から反論した。成一鍾(ソン・イルジョン)議員は与党の一部の「龍山移転費用1兆ウォン(約1000億円)説」に触れながら「BSE(牛海綿状脳症)怪談で利益を得た昔のことを思い出しながら大統領選挙に従わないつもりか」と主張した。