ソニーに「最初」奪われるかと… サムスン、QD-OLEDテレビ事前販売開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.18 14:48
サムスン電子がベールに包まれた量子ドット(QD)有機発光ダイオード(OLED)テレビの事前販売を始めた。米国法人であるサムスン電子アメリカを通じてだ。サムスン電子がOLEDテレビを発売したのは、2013年以降9年ぶりだ。
18日、関連業界によると、サムスン電子アメリカはホームページを通じて「OLED 4Kスマートテレビ(製品名:S95B)」事前販売を開始した。サムスン電子は同製品に対して「画面内部に特別設計された830万個の自発光ピクセルと4K人工知能(AI)で画面が非常に現実的で、超現実的」と紹介した。出荷価格は55型が2399.99ドル(約28万5000円)、65型が3499.99ドルだ。
サムスンディスプレイが開発したQD-OLEDパネルを搭載したこの製品は今年1月に開かれた「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2022」で最高革新賞を受賞した。だが、サムスン電子が展示会で実物を公開しなかったため各種の憶測を生んだ。関連業界ではパネル収率(正常品比率)問題とサムスン電子-サムスンディスプレイ間のパネル価格交渉の難航で発売がかなり先延ばしになるだろうという見方が提起された。サムスン電子もQD-OLEDテレビの発売時期を公式に明らかにしたことはない。