相手選手を嘲弄、日本には皮肉…「こんなテレビ中継、もう止めてほしい」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.30 08:11
開幕式の時から東京オリンピック(五輪)を欠かさず見ているというフリーランサーのキムさん(26)は地上波放送局の中継陣に好感が持てない。「相手をやみくもに誹謗したりジェンダーの感受性が足りない発言をしたりするなど、とても古いやり方の中継方式」という理由からだ。キムさんだけでなくMZ世代が全般的に持っている不満でもある。
MZ世代が問題にした代表的な発言は25日のアーチェリー女子団体戦から出た。韓国代表チームが金メダルを獲得した直後、MBC中継陣は「韓国美女の夢、五輪9連覇が現実になった」とし「氷の姫が笑い、女戦士が笑う姿がとても良い」と話した。同日開かれた女子卓球シングルスでKBS(韓国放送公社)中継陣がシン・ユビン選手と対戦した58歳のルクセンブルクのニーシャーリエン選手に対して「近所の隠れた名手」「キツネのように競技をする」と解説したことも俎上に載せられた。SBSの中継陣も23日の開幕式に、ある外国選手がランニングマシンで走るパフォーマンスをすると「ホームショッピングのような感じ」と話してひんしゅくを買った。