【コラム】ウクライナ戦争でいよいよ始まったエネルギー戦争…韓国も「自立」への大きな枠組み構築を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.15 15:50
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先月24日、世界の反対にもウクライナを侵攻した。2~3日で終わるだろうと思われていた戦争はロシアの期待とは違って20日が経過した。プーチン大統領の慌てぶりは歴然としている。戦況がロシアの思い通りになっていない理由はプーチンの2つの誤った判断に起因する。
まずウクライナの戦力と国民の抵抗を軽視していた。世界2位のロシア軍が行く先々でウクライナの防御膜がドミノ倒しになるだろうという予想とは裏腹に、ウクライナ国民は一丸となって固く団結し、激しく抵抗している。ロシア軍の進撃は各地で阻まれている。このような誤った判断の根拠は誤った情報だった。ロシア情報機関は戦争を望むプーチンの好みにあうようにゆがんだ情報を報告し、これは致命的な結果につながった。