韓国光州マンション外壁崩落事故は任意設計の変更など「総体的な人災」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.14 15:38
「総体的な不良によって発生した『人災』と判断されます」。今年1月に発生した韓国光州(クァンジュ)マンション外壁崩落事故に対する韓国政府の調査結果だ。工事の任意変更、コンクリート施工品質管理不良、施工管理・監理機能が総体的に不十分だったということだ。
国土交通部現代産業開発マンション崩壊事故建設事故調査委員会は14日、このような内容の公式調査結果を発表した。国土部は事故直後に建築構造・施工・法律など12人の専門家で構成された調査委員会を設け、2カ月にわたって調査を行った。キム・ギュヨン委員長〔忠南(チュンナム)大学教授〕は「調査結果の信頼性確保のために現場調査、関係者からのヒアリング、関連文書の検討だけではなく、材料強度試験、崩壊シミュレーションを実施するなど綿密に調査を行った」と明らかにした。