【コラム】民主主義国家間連携、韓国には戦略的資産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.11 14:58
プーチン露大統領の名分のない残酷なウクライナ侵攻以降、世界強国に向かって自由と都市を守ろうと抵抗するウクライナを助けるように求める声が高い。強者の味方になるか、正義の味方になるか。それとも、地政学上関係がないことを望んで生ぬるい態度で顔色を伺うだろうか。文在寅(ムン・ジェイン)政府の平和協定締結に対する純真な希望と戦略的曖昧性に対する執着はもう上げ潮に押されて壊れた砂の城になるものとみられるため、韓国の新政府は新たに直面する次に4つの現実を踏まえて政策を講じる必要があるだろう。
第一に、中露関係の堅固性だ。一部の中国学者は中国政府もロシアの侵攻に当惑したと指摘する。しかし、北京冬季オリンピック(五輪)開幕前にプーチン氏と習近平氏は一日中欧米に対する対処を巡って戦略会談を行った。両首脳はこれに先立って、29回にわたる濃密な会談後に限りのない(no limit)両国関係を描いた共同声明を公表した。両国は強力な理念的基盤と内部の不満に対する恐れ、民主主義陣営および米同盟国に対する軽蔑で結束している。中国が仲裁の役割を果たすだろうとも言われるが、結局中国はNATOの拡大中断などロシア側の要求だけを伝えるだろう。ロシアを代弁するかのような官営メディアの報道が中国指導部の立場だ。プーチン氏の侵攻が失敗しないように、また中国一人で西側諸国に対抗する状況にならないように「セカンダリーボイコット」(制裁国家と取り引きする第3国企業などに対する制裁)を受けないレベルで中国はいかなる行動でも取るものと米ホワイトハウスは予想する。中国にとってロシアは戦略的に北朝鮮よりさらに重要だ。