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ロシア、米国の制裁に「われわれのような強大国には通じない…報復するだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.24 07:57
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ロシアがウクライナ侵攻に対する米国の対ロシア制裁を強く非難し報復制裁を警告した。ロシアは「ロシアを含む国際大国に対しそうした制裁は通じない」と一蹴した。

ロシア外務省は23日、声明を通じ「米国政権が宣言した制裁パッケージはすでに101回目の対ロシア制裁で、個人制裁対象リスト拡大を含め財政部門を刺激している」と説明した。

 
ロシア外務省は「米国は自分たちが作った規則を押しつけられるという誤った確信を持っている。米国の外交政策に残されたのは恐喝、脅迫、威嚇だけ」と批判した。

続けて「しかしロシアを含む国際大国に対しそういう手段は通用しない。ロシアの発展を阻害しようとする目的で長い間取られるこうした努力に意味のないことが明らかなのに、米国は自国の利益の観点からも非効率的で非生産的な制裁手段に再び反射的にすがっている」とこき下ろした。

また、ロシア外務省は「(米国の)制裁には強力な対応があるだろうという点に疑いの余地はない」として真っ向からの対抗を警告した。「必ずしも対称的である必要はないが、しっかりと調整された米国側に敏感な対応になるだろう」とも付け加えた。

ロシア外務省は「制裁圧力は自国の利益を強硬に守護しようとするわれわれの決意に影響を及ぼすことはできない」としながらも「相互尊重と平等、相手の利益に対する考慮などに基盤にした外交にはわれわれも開かれている」ともした。

これに先立ちバイデン米大統領は22日のホワイトハウスでの演説で「ウクライナに対するロシアの侵攻が始まった」として対ロシア制裁の方針を明らかにした。

米国政府はロシア最大の政府系である開発対外経済銀行とプロムスビャジバンク、42の関連会社を制裁対象に上げて西側との取引を全面遮断し、これらの海外資産も凍結することにした。

西側金融圏でのロシア国債発行と取引もやはり全面中断し資金調達源を圧迫し始めた。

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