閣僚会合では「過去史」、ユネスコでは「佐渡金山」…意を決して日本叩いた韓国外交部長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.23 12:03
外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が、インド太平洋協力に向けた閣僚会合参加のため21~22日にフランスのパリを訪問し、佐渡金山をめぐる外交戦に続く「日本叩き」に出た。特に22日の閣僚会合公式セッションでは韓日間の核心対立要素である慰安婦・強制徴用被害などの問題を念頭に置いたような発言を浴びせた。
◇「域内不信と安保不安持続」
鄭長官はこの日インド太平洋閣僚会合の安保・国防セッションに参加し「インド太平洋地域は多様性と躍動性を基盤に急速に発展してきた」と評価した。これまでの成果を強調する一般的な発言のように見えたが、「真のメッセージ」は裏に隠れていた。鄭長官は続けて「域内国間の歴史問題が依然として存在し、多国間主義・法治に基づいた国際秩序がまだ定着されておらず不信と安保不安がいまなお残っている」と指摘した。