【コラム】韓国の青年、北京五輪になぜ怒るのか…愛国心より「自分にも被害」という不安
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.12 12:35
「人類社会のすべての構成員の固有の尊厳と平等で譲ることのできない権利とを承認することは、世界における自由、正義および平和の基礎」。
1948年12月に国連総会で採択された「世界人権宣言」の最初の部分だ。人類が第2次世界大戦中の野蛮な犯罪を反省するために作成した文書で、個人の自由と権利を叙述している。今回の北京冬季オリンピック(五輪)ショートトラック種目で浮上した「不公正判定」論争を世界人権宣言の精神と結びつけるのは大げさなのだろうか。そうではない。