韓国造船業界、受注好調も一斉に赤字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.08 08:57
現代(ヒョンデ)重工業グループが主力である造船事業で昨年期待以下の実績を収めた。来月の業績発表を控えた大宇(デウ)造船海洋もやはり1兆ウォン台の赤字が予想される。ただ高付加価値船舶の受注が続き、遅くても来年からは業績反転が可能だろうと期待される。現代重工業グループの造船部門中間持ち株会社である韓国造船海洋は7日、昨年売り上げ15兆4934億ウォン、営業赤字1兆3848億ウォンを記録したと公示した。売り上げは前年より4%増えたが、営業損失から抜け出すことはできなかった。現代重工業が8006億ウォン、現代三湖(サムホ)重工業が3072億ウォン、現代尾浦(ミポ)造船が2266億ウォンと子会社が一斉に営業赤字を出した。
他の造船会社も事情は同じだ。これに先立ち先月27日にサムスン重工業は昨年1兆3120億ウォンの営業赤字を記録したと明らかにした。売り上げは6兆6220億ウォンで前年より3.5%減った。業界では大宇造船海洋やはり昨年売り上げ4兆3650億ウォン、営業赤字1兆3011億ウォンを記録したとみている。