日本の新規感染者の増加傾向が尋常でない。

２日、ＮＨＫ集計基準で日本全域で新たに確認された感染者は東京２万１５７６人を含んで計９万４９３０人ということが分かった。先月２９日に続いて４日ぶりに過去最多をまた更新した。この日、感染者数は１カ月前に比べると１７０倍増加した。

広域地域別には首都東京で初めて２万人台を超えるなど４７都道府県の中で１８カ所で過去最多の感染者が確認された。

日本政府は３日、和歌山県が「まん延防止など重点措置」の適用を新たに要請し、適用対象に含む手続きを踏むことにした。

和歌山県が含まれれば飲食店営業時間などが制限される重点措置の適用対象は３５カ所に増える。

オミクロン株の影響で感染者が絶対的に増え、死亡者と重症者数も増加している。この日、日本全域で報告された死亡者は前日より１０人多い８０人だった。人工呼吸器治療などを受ける重症者は一日で８２人増加して８８６人になった。

クラスター（感染者集団）も急増しているが、厚生労働省は先月３１日基準で一週間の間に１１２２件だと把握されたと明らかにした。