オミクロン株に見る日本の鎖国本能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.27 18:23
「最初の食事、あまりにお腹がすいた状態でどうにかおいしく食べた。2回目の食事、そんなこともあるだろうと思いながら食べた。3回目の食事、もうすっかり冷めた弁当を見るだけでもむかむかする。ここで崩れる」「今日は強制隔離最後の日。刑務所から出所する気持ちはこうした気持ちだろうか」「パスポートの裏に貼られたステッカーの番号順に隔離場所に行くバスの列に並んだ。6××番が私の番号。その後私はこの番号で呼ばれた。まるで囚人になった気持ちだ」。
オミクロン株の感染が拡大した昨年末以降、日本に入国した人たちが体験している「強制施設隔離」体験談だ。名分は「防疫対策」だが「人権蹂躙(じゅうりん)」という批判が出ている。