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【噴水台】防疫パス反対心理=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.18 09:55
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キリスト教系中学校に通うAさんは宗教授業の時間を嫌う。多様な宗教を扱うのではなくキリスト教と聖書の言葉だけ教えるためだ。「私以外の他の神には仕えるな」などの禁止であふれた十戒を聞くと時は「いやだ」という反発心が起きるという。反発心は思春期だけの専有物ではない。程度の差はあってもだれにでもあまのじゃくのような気持ち、すなわちやるなと言われるとその反対にしたくなる反対心理があるためだ。

フランスの研究陣が国際学術誌「ネイチャーメディシン」に最近興味深い論文を発表した。フランスが保健パスを導入してから接種率自体は上昇したがワクチンに対する不信と抵抗を減らせなかったという内容だ。フランスは昨年8月から接種証明書あるいは陰性証明の提示で居酒屋や図書館、病院などに出入りできるようにした。2回以上接種完了率はパス導入前の昨年7月の49%から12月中旬には89%に上昇した。しかしあえて公共施設に行かなくても良い高齢者など新型コロナウイルス脆弱階層の接種率を引き上げる効果は相対的に落ちた。さらにワクチンに対し疑う人たちの割合はパス導入を基点に44%から61%まで上昇した。ワクチンを打ったことを後悔したり、さらには強制的に打たされ腹が立つという回答率も上昇した。

 
研究陣は接種を強要されると感じる場合、ワクチンが自身に害を及ぼすだろうという重いから「ノセボ効果」が現れかねないと懸念する。ノセボ効果は正しい薬を処方したのに患者が疑うと薬効が現れない現象だ。激しければなかった病気も生じて死に追いやることさえある。偽薬を飲んでも患者が薬効を信じれば病状が改善されるプラセボ効果と正反対の現象だ。実際にフランスではワクチン1回目の接種時に副反応があったという回答者がパス導入以前の34%から導入後は57%に急増した。

ソウル行政裁判所は14日、ソウルの大型スーパーと百貨店、青少年関連施設などに適用された防疫パスの効力を停止した。裁判所は防疫パスの効果は認めながらも、生活必須施設への未接種者の出入り制限や未成年防疫パスは過度な、あるいは合理的根拠が不足した制限だと判断した。韓国政府は全国の生活必須施設防疫パスを撤回した。防疫心理の側面では幸いな決定だ。

イ・ギョンヒ/イノベーションラボ長



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