韓国与党「共に民主党」大統領選候補の李在明（イ・ジェミョン）氏の公約から触発されたいわゆる「毛（モ）ピュリズム」論争が日本の有力メディアに紹介された。

１６日、朝日新聞は紙面記事を通じて、李氏の薄毛治療へ健康保険適用するという公約を紹介しながら、与野党候補間のポピュリズムならぬ毛ピュリズム論争が続いていると伝えた。

同紙は「李氏は『薄毛で悩む人たちの苦痛をなくします。薄毛治療への健康保険を拡大します』と発表した」とし「（李氏は）薄毛治療を受ける患者の半数は３０代以下の若者で、男女の比率も同じぐらいだといい、『特定の人の問題ではない』と主張」と紹介した。

これは今月初めに李氏の選挙対策委員会に若年層が提案して社会的な話題を集めたことを受けて、李氏がこれを正式に公約として採択したと分析した。

一方で同紙は、薄毛治療薬への健康保険適用公約をめぐっては批判もあるとし、「亡国の毛ピュリズム」という野党「国民の力」の反論を紹介した。また「同党議員は『難病患者の声を無視し、票にさえなれば何でもやるという李氏の魂胆が表れている』と語った」と付け加えた。