【グローバルアイ】日本はなぜ韓国大統領選に高い関心を寄せるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.09 08:46
「素朴な疑問。ワイドショー、情報番組はなぜ、今行われている都議選ではなく韓国大統領選の特集なんだろう。」
東京都議会選(7月4日)を4日後に控えていた先月30日、日本第一野党である立憲民主党の蓮舫参議院議員がツイッターにこのようなコメントを載せた。私も同じようなことを思っていたので思わず苦笑いしてしまった。前日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長の大統領選出馬宣言を契機に、日本ニュースショーが特集コーナーを用意して韓国大統領選の状況を詳細に伝えるところだった。「梅軒(メホン)尹奉吉(ユン・ボンギル)義士記念館」を宣言場所に選んだが、それほど深い意味があるのか、放送を見て知った。
安倍晋三首相が腹痛で病院を訪れたことも韓国メディアで大きく報道されたこともあるので、おかしなことではないかもしれない。だが、最近、日本メディアが韓国大統領選に注ぐ関心は格別のように感じる。事務室で、つけっぱなしのテレビに女優のキム・ブソンさんがしばらく映っていたが、「何だろう」と思っていたところ、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事のスキャンダルを紹介する放送だった。日本最大日刊紙である読売新聞は社説で「韓国政治 若者の支持はどこに向かうか」として韓国大統領選挙を分析していると思ったら、李知事の「李在明氏の対日強硬姿勢には、問題が多い」と指摘する。「話題作りや人気目当ての過激な発言は自制すべきではないか」と忠告もする。