物価・金利上昇、雇用減少…3重寒波が押し寄せる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.14 10:26
世界的なインフレの余波は高い体感失業率に苦しむ韓国にはさらに大きな苦痛となる。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)国民の力議員室によると、庶民が感じる経済的な困難を数値化した「庶民経済苦痛指数」は昨年16.5と、2015年に関連統計を出し始めて以降最も高かった。
2017年(13.5)から新型コロナ拡大前の19年(12.0)まで数値は低下した。しかし新型コロナの影響で2020年(14.0)と昨年(16.5)はそれぞれ過去最高値を更新した。
飲食品を中心に生活必需品価格が大きく高まったうえ、肌で感じる雇用事情が改善しないからだ。庶民経済苦痛指数は生活物価上昇率と体感失業率(雇用補助指標3)を加えたもので、2017年に現代経済研究院が「経済苦痛指数(Misery Index)」を参考にして作った。