物価・金利上昇、雇用減少…3重寒波が押し寄せる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.14 10:20
世界的にインフレーション(物価上昇)の懸念が強まっている。各国の中央銀行はインフレーションを恐れる。物価が不安定になれば金融引き締め(金利引き上げ→物価下落)に入る。新型コロナの影響で厳しくなった経済を活性化するために金融を緩和した最近の動きと正反対だ。この場合、新型コロナの渦中にもあふれる通貨のため「お祭りムード」だった世界金融市場は急激に冷え込む可能性がある。
先月、米国の消費者物価上昇率が40年ぶりの最高値となった。また韓国の昨年の輸出入物価指数は13年ぶりの最高水準となった。インフレの動きに米国が緊縮に速度を出す中、14日に新年最初の金融通貨委員会を開く韓国銀行(韓銀)の決定にも関心が集まる。