政府の「コロナ死亡者指針」は行政便宜主義 「悲しむ権利」剥奪された=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.13 15:39
「死亡者の尊厳、礼遇を維持して遺族の意を尊重する…」。
保健福祉部が出した「新型コロナ死亡者葬儀管理指針」の最初のページに明示された原則だ。感染拡大を遮断することは重要だが、尊厳ある死と家族の権利も尊重されるべきだということだ。政府はコロナ流行初期の2020年2月にこの指針を決めたが、翌年2月に改正した。しかし2年が経過した今でも依然として指針と現場は一致していない。「尊厳ある死」を規定した原則がなぜ現場で適用されていないのか、臨終前から死亡後まで段階別に点検した。