韓国光州高層マンションの外壁崩落施工主、7カ月前にも建物崩壊事故
ⓒ 中央日報日本語版2022.01.12 11:09
韓国光州(クァンジュ)広域市の高層住宅商店複合マンション新築工事現場で11日、建物の外壁が崩落して下請企業の作業員6人が行方不明となっている。施工主は昨年6月、光州鶴洞(ハクドン)建物の崩壊事故で17人の死傷者を出したHDC現代産業開発だ。
11日午後3時46分ごろ、光州市西区花亭洞(ファジョンドン)「花亭アイパーク」第2団地工事現場で24階から34階の間の外壁が崩れた。崩れ落ちた外壁は駐車していた車両や電信柱などを直撃した。警察と消防当局は、施工主などと現場作業員394人(22社)の安否を点検した結果、6人の行方を確認することができなかったと発表した。
事故が発生した建物は昨年6月9日に死傷者17人を出した鶴洞崩壊惨事現場の施工主だったHDC現代産業開発だ。「鶴洞惨事」と言われた事故当時、撤去工事中の老朽建物の外壁が崩壊してバス停留場を襲い、これによってバスの乗客9人が亡くなり8人がけがをした。