日本「一番マグロ」の屈辱…3年前の20分の1に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.06 10:05
3年前の2019年1月5日朝。青森県大間港の漁師、藤枝亮一さんの家の電話が鳴った。相手は東京の豊洲市場の仲介人。「3億3360万円で売れました」。「ケタ間違いではないですか」。
藤枝さんは前日の1月4日に津軽海峡でかかった278キロのクロマグロ1匹が3億円を超える価格で落札されるとは夢にも思っていなかった。1キロあたり120万円。分かりやすく言えば、料理店で出るマグロの刺し身1切れが2万3000円という計算だ。普段の1匹あたりの価格は500万-600万円。では、どうしてこれほど高い値がつくのか。