「核は防御用のみで」鮮明になった米国の核基調…韓国、取りあえず歓迎し影響に注目(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.06 09:53
米国をはじめとする核保有5カ国首脳が「核戦争に勝者はなく、決して起きてはならない」という共同声明に合意してバイデン行政府の核政策基調がより鮮明になっている。近いうちに公開されるバイデン行政府発足後初めての核態勢検討報告書にも核使用条件をさらに厳しく明示するものとみられるが、北核脅威の下にある韓国に及ぼす影響に政府も神経を尖らせている。
3日(現地時間)、米国・ロシア・中国・英国・フランス首脳が合意した「核戦争防止と軍備競争防止」共同声明の核心は核戦争を防ぐことにある。特に「核兵器は攻撃を抑止し、戦争を予防する防御的目的のみに使われなければならない」という内容が盛り込まれた。声明に参加した5カ国は国連安全保障理事会常任理事国(P5)で、現在の核拡散防止条約(NPT)体制で唯一合法的に核を保有している。